LOGIN「お前、俺にキスしてるけど?」
俺がそう言うと、ユアは再び俺の胸に顔をうずめてきた。
「嫌われちゃうって思って……がまんしてたキスをしちゃったぁ……」
その言葉は、俺の心の奥深くに突き刺さった。がまんしていたキス……? いったいどれだけの気持ちを、この小さな身体は抱え込んでいたんだ?
「お前、好きな人が出来たんだろ?」
もう一度、確認するように尋ねた。すると、ユアは俺の胸に顔をこすりつけるようにして、甘い声で答えた。
「うぅーん……お兄ちゃんの方が……すきぃ……」
その“好き”は、兄としての“好き”を明らかに超えている。いや、超えているよな……。俺も、必死に抑えていた感情が、今にも溢れ出しそうだった。
ユアの「好き」という言葉を聞いた瞬間、俺はもう理性を保つことができなかった。ふいに彼女に背を向けていた体を素早く反転させ、その小さな顔を両手で包み込むと、そのまま彼女の唇を奪った。
ユアは一瞬ビクッと身体を震わせた。それは驚きとは違う、甘い快感に似た反応だと、俺の肌が感じ取った。ユアの柔らかい手が、おずおずと俺の首に回される。彼女の指先が、俺のうなじの髪をそっと撫でた。
ちゅぅ、ちゅぱっ、ちゅぷっ……と、濡れた唇が絡み合う音が静かな部屋に響く。俺がユアの甘い唇を吸い上げると、彼女は小さく喘ぎ、応えるように舌を絡め合ってきた。彼女の舌は、ひんやりとしていて、まるで蜜のように甘かった。俺は、その熱くて甘い感触に酔いしれながら、さらに深く舌を絡め合った。
布団の中にユアが滑り込むと、彼女の小さな体が俺に密着した。甘く熱い吐息が、俺の顔や首筋にかかり、ゾクゾクとした快感が全身を駆け巡る。
「はぁ、はぁ……お兄ちゃん……すきぃ……。だいすきぃ……んっ……んんぅ……」
ユアの甘い声が、布団の中で湿気を帯びて響く。それに合わせるように、くちゅ、くちゅ……と、エロく水気を帯びた音が聞こえてきた。その音は、俺の理性を吹き飛ばし、熱を持った俺の息子に、さらなる刺激を与えてくる。
その水けを帯びた音は、俺からではなく……ユアが自分のアソコを俺の息子に擦りつけて出している音だった。彼女の蜜で濡れたアソコが、俺の熱い塊を優しく、そして執拗に刺激する。俺は、その熱くて生々しい感触に、息をのんだ。
俺の言葉を聞き、ユアは再び俺の息子にアソコを擦り付けた。濡れた蜜が、じゅく、じゅく……と音を立てる。
「……んっ……お兄ちゃん……すきぃ……もっと……擦りつけても……いぃ……?」
その声は、甘く蕩けるようで、俺の全身を痺れさせた。ユアの熱い息が、俺の耳元をくすぐる。
「んんっ……はぁ……だめぇ……やめられない……お兄ちゃんに、くっついてたい……」
ユアは俺の体にさらにしがみつき、腰を揺らしながら、快楽に喘いでいた。俺の息子は、彼女の濡れたアソコから伝わる熱と柔らかい感触に、今にも破裂しそうだった。
俺の隣に横たわったユアのパーカーを捲り上げ、その下に隠されたTシャツの裾に指をかけた。そのままゆっくりと、彼女のTシャツを捲り上げていく。目の前に現れたのは、まるで光を放つように白く、滑らかな肌だった。ミルクのように白く透き通り、健康的な血色がうっすらと桃色を帯びたその肌は、俺の視線を奪い、息をのむほどに美しかった。
日頃、背中から抱きついてきた時や、無邪気に寄り添ってきた時に、意識せずにはいられなかった柔らかなユアの胸。それが今、俺の目の前にある。ユアが小学校の中学年くらいで一緒にお風呂に入らなくなって以来だ。記憶の中よりもずっと大きく成長した、その柔らかな膨らみに、俺は興奮を抑えきれなかった。
俺は、ユアの華奢な腰に手を回した。ユアは、潤んだ瞳で俺を見つめながら、小さく身をよじった。俺の視線が、小さく可愛らしく膨らんだ二つの丘のような胸に注がれる。その頂上には、ほんのりと桃色に染まった乳輪がぷっくりと膨らみ、小さな乳首がツンと可愛らしく立っていた。
俺は、その愛らしい胸に手を伸ばした。手が触れると、想像していた通り、柔らかな感触が手のひらに伝わる。優しく押せば、ふわりと跳ね返すような弾力。そして、その柔らかさに、俺は息をのんだ。
「んっ……やぁ、はぁ、はぁ……」
その愛らしい乳首を、俺は指先で優しくなぞった。俺の指のひんやりとした感触に、ユアの身体はびくりと震え、甘い吐息を漏らす。指先に伝わるのは、小さく、硬く尖った感触。さらに指先で乳首を軽く摘み、優しく転がすと、ユアは恥じらいからか、胸元を隠そうと手を伸ばしてきた。しかし、すぐにその手は俺の腕に絡みつき、抗えない快感に身を任せていた。
「あぁ……お兄ちゃんっ」
ユアの喉から、今まで聞いたことのないような、甘く蕩けるような声が漏れ出す。俺は、その愛らしい乳首を優しく吸い上げた。唇が触れると、ツンと尖った感触が舌に伝わり、ユアの身体は電流が走ったかのように大きく震えた。そして、背中を弓なりに反らせ、俺の背中に腕を回し、しがみついてきた。
大きなソファーだったが、ユナは、俺に密着して座ると、潤ませた目で、俺を見つめてきた。その瞳は、まるで、「続きはしないの?」と、言葉を失った俺に、訴えかけているようだった。 俺は、ユナの熱い視線に耐えられず、勇気を出して問いかけた。「なぁ……なんで、底辺の俺とキスを? あのキスはファーストキスじゃないのか?」 俺の言葉に、ユナは、少しだけ驚いた顔をした。そして、恥ずかしそうに、顔を赤らめた。「え? あ、う、うん。ファーストキスだよ。底辺って……そんなことないでしょ」 ユナは、そう言うと、俺の肩に頭を乗せるように、ゆっくりと寄りかかってきた。その柔らかな重みが、俺の肩に、じんわりと伝わってきた。 ユナは、俺の肩に頭を乗せ、少しだけ熱を帯びた声で、過去の出来事を話し始めた。「んー……中学の時に、わたし……変な正義感で先輩に注意をしちゃって……「は? お前、なに様なの? 偉そうに……」って……絡まれちゃって、ユイトくんが体を張って、わたしを守ってくれたんだよ。覚えてるかなぁ?」 え? そんなことしたっけ? 俺は、首を傾げた。でも、ボコボコにされたのは覚えている。誰かを助けたという明確な記憶はないけれど、確かに、震えて怯えていた子がいたような気がする。「それからね、傷だらけになった姿で「ケガはないか? 大丈夫か?」って……自分は傷だらけなのに……わたしの心配をしてくれたの。あれから……ずっと、ずっと好きだったんだよ」 はい? じゃあ、俺たちは、ずっと両想いだったわけか? なるほど……それで、俺が困っている時に、さりげなく助けてくれていたのか。俺は、ユナの言葉に驚きと、そして胸を締め付けるような、熱い感情を抱いた。 ユナは、過去の出来事をすべて話し終えると、俺の腕を優しく引っ張った。そして、俺を
ユナの頬は桃色に染まり、潤んだ目は、まるで俺に、「私を求めて」と語りかけているようだった。俺は、その熱い視線に吸い寄せられるように、ユナに顔を近づけた。すると、ユナは、ゆっくりと目を閉じ、わずかに、ぷるんとした唇を、俺に差し出してきた。 中学の時に出会ってから、密かに想いを寄せていた憧れの人。その人と、今、唇を重ねようとしている。 俺は、ユナの唇に、そっと自分の唇を重ねた。だが、それは、ただ触れ合っただけのキスではなかった。 じゅる、と、甘い水音を立てて、俺は、ユナの唇を、優しく吸い付いた。すると、ユナも、まるで、そのキスを待っていたかのように、自分から俺の唇を吸い付いてきた。 ユナの唇は、温かく、そして驚くほど柔らかかった。俺は、ユナの唇を、深く、そして熱く吸い続けた。ユナも、それに呼応するように、俺の唇を吸い付いてくる。 その時、俺の唇に、ユナの舌の、柔らかい感触が伝わってきた。それは、まるで、俺に、もっと深く、もっと奥へ、と誘っているようだった。俺は、その誘いに抗えず、ユナの舌に、そっと自分の舌を絡めた。二人の吐息は、熱く、そして、甘く、階段の空間に、溶けていった。 抱き合っていると、ユナの柔らかな胸が俺の胸に押し付けられ、ふにゅ、ふにゃっと、心地よい感触が伝わってきた。それは、中学からずっと想いを寄せていたユナの体だ。その事実に、俺の心臓は、激しい音を立てて高鳴った。 キスを交わしたばかりだというのに、もっとユナを感じたくなり、俺は、拒否されるのを覚悟で、腰に回した片手を、スカートの上から、丸みを帯びたおしりに延ばした。 触れた瞬間、ユナの身体は、ビクンッと、稲妻が走ったかのように反応した。だが、それは、拒絶の震えではなかった。ユナは、俺の首に回した腕に、ぎゅぅぅと力を込めるだけで、その唇から、「んっ……」と、快感に震える甘い吐息を漏らした。 ユナの瞳は、潤んだまま、俺を真っ直ぐに見つめていた。その表情は、恥じらいと戸惑いが入り混じりながらも、どこか、この密やかな行為を許しているように見えた。 真面目で、誰からも慕われる優等生のユナが、なぜ俺なんかに? そんな思いが
「わたしの膝の寝心地は、どうですかー?」 ユナが、俺の頭を優しく撫でながら、そう尋ねてきた。その声は、まるで俺の心を、包み込むように温かかった。 良いに決まってる。ユナの膝は、柔らかくて、良い匂いがした。俺の心は、嬉しさで、ぎゅっと締め付けられた。胸がキュンとして、このまま時間が止まってほしいと願った。「あのね、もっと……わたしにも、甘えてくれていいよ?」 ユナは、そう言って、さらに優しく、俺の髪を撫でてくれた。その声は、俺の心に静かに、そして深く響いた。 ユナの「甘えていいよ」という言葉の意味が分からず、俺は困惑した。「甘えるって……手を握ったり? それとも……勉強を教えてとか?」「うん。どっちも……かな」 ユナは、そう言うと、俺の震える手を、そっと握ってくれた。その指先から伝わる温かさに、俺の心臓は、さらに強く高鳴った。「……ユイトくんの……手を握っちゃった♪」 ユナの膝枕と、温かい手の感触、そして、頭を撫でられる優しい指先に、俺の心は、ドキドキと安心感が入り混じり、徐々に意識が薄れていった。 そして、俺は、心地よい眠りに落ちていった。 ふと、気が付くと、俺の頬に、柔らかな感触が伝わっていた。優しい甘い匂いが、俺の鼻腔をくすぐり、かすかな甘い吐息が、俺の耳元で聞こえた。「んっ……ふぅ、んん……はぁ、ユイトくん……」 柔らかな感触は、ユナの柔らかな頬だった。俺の頬に押し付けられ、熱を帯びている。ユナは、俺に甘えるように、その顔を、俺の顔に、もっと深く埋めてきた。もしかして、俺が寝ている間に、ユナは、俺にキスをしてくれていたのだろうか。 逃した!? 俺は、焦りと、そして嬉しさで、胸が締め付けられた。 ふと、ユナの柔らかな頬が、俺の頬から離れていく
これで、俺の秘密基地ゲットだ。たぶん、生徒か先生が、鍵を無くさないようにと、掛けっぱなしで忘れていった物だろう。「あーたぶん、これ……鍵のかけ忘れだね。ちゃんと先生に言っておかないと」 ユナは、そう言って扉を閉めようとした。「え? これ、秘密にしててくれない?」 俺は思わず、そう口にしていた。「……えぇ? なんで?」 ユナは、驚いた顔をして、俺を見つめた。「ここを二人で、こっそり使わない?」 俺の言葉に、ユナは、少しだけ頬を染めた。「……二人で? え? えっと……何に使うの?」 その言葉は、まるで俺に、これから何をするつもりなのか、と問いかけているようだった。「あ、ごめん。なんでもない……」 そうだよな。ユナとは、そういう仲じゃないし。イチャイチャできるような関係ではない。 俺が口ごもると、ユナは、俺の表情をじっと見つめ、その瞳を潤ませた。「ううん。二人で……なにする……の?」 その声は、震えていた。俺は、その問いに困りながらも言葉を返した。「お話とか……」 俺の言葉に、ユナは、少しだけ首を傾げた。「お話かーここでもできるけど?」 ああ、だから、二人っきりで……周りを気にしないで話をしたり……いい雰囲気になったりしたいんだけどな。俺は、心の中で、そう叫んだ。「だから、ごめんって……忘れて」「気になっちゃうなー」 ユナは、そう言って、俺の顔を覗き込んできた。あれだけ理想の人だと思っていたのに、そして、話してみたいと強く願っていたのに、だんだんと、相手をするのが面倒だと感じ始めていた。「&helli
「イヤじゃないって……! って言うか、俺が取れば良いんじゃない?」 ユナの言葉に、俺は少しだけ戸惑った。前回、俺がドジを踏んで、ユナに抱きついてしまったことを思い出したからだ。だがユナは、そんな過去を気にしている様子もなく、俺に微笑んだ。「え? だって……わたしが頼まれた仕事だし」 ユナは、そう言って困ったように微笑んだ。その表情は、まるで俺と二人で、この時間を過ごしたい、と言っているようだった。 今回は、トラブルもなく、俺たちは、スムーズにプリントを手に入れることができた。「わぁー良かった!」 ユナは、嬉しそうに、そう言った。その声は、心からの安堵に満ちていた。「普段は、誰と取りに来てるの?」 俺がそう尋ねると、ユナは少しだけ恥ずかしそうに、俺の目を見つめた。「ううん。国語の担当がいるでしょ? 今日お休みだから代わりに取りに来たんだよ。前回もだよ。」 そう言えば、各教科に担当がいたっけ? そういえば……俺も担当ってあった気がする。一度も教材を取りに行ったことなんてないけど。「ユイトくんは、音楽だよね。」 ……え? 俺が覚えていないことまで、ユナは覚えているのか。頭が良いのか、それとも俺のことを気にしてくれているのだろうか。俺の心臓は、さらに強く高鳴った。 昼食の時間になった。教室でユナに声をかけられるのが少し恥ずかしくて、俺は、さっさと自分のカバンを持って、廊下に出てユナを待った。「もぉーユイトくんが見当たらないから探しちゃったよー!」 ユナは、少しだけ頬を膨らませて、俺のところに駆け寄ってきた。「あ、ごめん。いつもの癖で……」「いいよぅ。ちゃんと待っててくれたから」 俺とユナは、二人で並んで歩き、別の屋上へ通じる階段に向かった。その屋上への扉も、俺がいつも行っているところと同じように封鎖されている。だから、人も来ない場所だ。俺の教室から
え? あれ? ユナも、記憶が残っているのか? 前回、俺は、国語の教材というか、プリントを取りに行ったときに、アクシデントでユナに抱きついたんだよな。あの時、俺の能力は、発動していなかったのだろうか。まあ、あれはアクシデントだったし、俺からユナに、声をかけたわけではない。 記憶が残っていても、こうして、声をかけてくれるんだ。アクシデントだったとはいえ、抱きついて、少し気まずい雰囲気になっていた。俺の起こしたアクシデントの記憶が消えているだろうか。それとも、俺の行動を覚えていて、嫌われているだろうか……と、ずっと不安に思っていた。 俺にとって、ユナは、ただ可愛くて好みの女の子というだけではなかった。俺が困っている時に、さりげなく助けてくれたり、いつも優しい言葉をかけてくれたり。俺は、憧れの人であるユナに、能力を使って、エッチなことをしよう、などとは、一度も考えたことはなかった。 俺は、ユナの言葉に嬉しさと、そして、少しの戸惑いを感じながら答えた。「う、うん。もちろん手伝うよ」 ユナの隣を歩いているだけで、俺の心臓は、高鳴っていた。だがユナは、どこか、そわそわしているように見えた。チラチラと、俺の顔を見てくる。「……最近、ミカちゃんと……仲いいんだね?」 え? 最近というか、今朝からなんですけど……。いや、そういう問題じゃないか。もしかして、ユナは、俺のことを気にしてくれてる?「え? あぁ……ちょっと昨日の……昼休みに話す機会があってさ。仲良く……というか、話すようになっただけだけどね」 俺がそう言うと、ユナは、ふふ、と微笑んだ。だが、その表情は、どこか、俺の言葉を信じていないようだった。「うん。すごいと思うよ。それと……最近、昼休み……また、見かけないよね?」 その言葉に、俺は、少しだけ戸惑った。ユナは、俺のことを、気にかけてくれているのか?